群馬県は冬の長い日照、からっ風、水はけのよい土壌など小麦の生産に適した気候風土で、小麦の全国有数の産地となっております。

特に「群馬県前橋市」は全国一の小麦の収穫量となっており、全国の25.7%を占めています(2016年度)。

酒まんじゅう(角田製菓)

このため県内では、小麦粉を使った郷土食の「おっきりこみ」や「焼きまんじゅう」、「水沢うどん」「桐生うどん」「館林うどん」などが昔から県民に親しまれており、「粉食文化」が根付いています。

そして、群馬県は小麦の品種改良にも注力しており、ただ単に小麦がたくさん取れるだけでなく、質のよい小麦が取れます。

食の水準が高いといわれる京都の銀閣寺近くのうどん屋さんでは、群馬県産の小麦を使ってうどんを打っているところもあるそうです。小麦はうどんやまんじゅうなど、色々と姿かたちを変え、様々な料理として群馬の食を支えています。

そんな小麦大国・群馬であるからこそ、酒まんじゅうも古く昔からみなさまに親しまれているのではないでしょうか。